4月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiroラボ」は、構造動作的な「足つぼ」刺激の考え方と方法を実習しました。
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前回は、参加者のKURIちゃんの要望で「
肩甲骨を剥がさないで、肩甲骨を剥がす」方法について実習しました。今回は、肩甲骨の可動域に変化があったけれど、次のステップに進めずに停滞しているということで、四肢をもっと自由に可動できるように「筋肉を刺激しない足つぼ」で体の土台を安定させることを実習しました。
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構造動作的な「足つぼ」は、足の機能回復をおこないたいので刺激による「快・不快」を求めません。機能回復で大切なことは、足がほぐれることや緩むことよりも「深部感覚」が明確になることが大切なのです。これは足の筋肉を刺激して足がやわらかくなったとしても、機能的に使えるようになることにつながらないからです。逆に足をやわらかくすることで故障の原因になることがありますので注意が必要です。
ひと通り筋肉を刺激しない「足つぼ」ルーティーンをおこない、体の土台の安定感を確認するために、骨格の配列をチェックします。
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頭が足の上にバランスよく乗る配列を求めます。
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頭の位置は普段の姿勢や動作の習慣がてきめんにあらわれます。これは腕の使い方によって頭が捻じれたり、咀嚼の仕方で下顎骨がずれたり、物の見方で眼球に左右差が出たり、音の利き方や発声の仕方などなど、個人差がかなりあります。
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頭の位置をどこに配列すればよいのか?ということは難しいことですので、「視線を下げないこと」気を付けられるとよいと思います。
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足の上に乗せる骨格の配列のチェックが終わってから、四肢の可動をチェックしていきます。腕が胸鎖関節から可動する骨格位置に配列されていることが大切だと思います。
今回はビフォー&アフターの写真がありました。お腹が引き上がって、首が立ちました。正しい姿勢は体の中からつくります。そして、正しい姿勢でトレーニングをおこない、日常生活動作を快適に行いたいものです。