ゴールデンウィーク後半の本日は、機能的な体づくりサロンで体の中から姿勢を整えました。参加された方たちは、日頃からランニングやウォーキングでアクティブに運動することが日課になっている方たちばかりですが、膝靭帯損傷、腰椎すべり症、足底腱膜炎、アキレス腱炎などの故障があり、せっかく運動をしていても効果的に活かせていませんでした。
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故障をしたときの治療は一般的に患部をアプローチしますが、えにし治療院では故障個所と体全体の関係をみてアプローチします。そして、故障個所の機能回復をすすめていきます。機能回復には運動と感覚の循環を良好な状態にしなければなりません。参加者の皆さんは、感覚のリハビリがされていない印象でした。足の感覚トレーニングには牧神の蹄を4個使っておこないました。
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足指、距腿関節の可動域は個人差があり、関節運動の方向も中心から反れ、筋肉の作用状況にも個人差がかなりみられます。
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正しく筋肉が作用する関節運動の方向を身に付けていくことが大切です。
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足はタコやガサガサがなく、やわらかい足が理想です。
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体の土台である足が安定してから、体の中から姿勢づくりをおこないました。具体的には骨格で姿勢を保持し、必要最低限の筋肉の作用で骨格のバランスを保持できるように骨格の深部感覚を入力していきます。いわゆる、骨で立つということですが、骨の形状、各骨が強度をもっとも発揮する位置を体に刻み込んでいきます。
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深部感覚のペアワークは、踵骨、脛骨、大腿骨、骨盤、胸郭、頭蓋骨をおこないました。
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重さを貸す側と重さを借りる側の関係は、施術者と患者の関係とは違い、患者がサポートを受けながら施術者になるような関係になります。
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今回は、はじめて幼児と深部感覚ペアワークをする経験をしました。
まだ癖のないナチュラルな姿勢が伝わってくるような感じがありました。おかげで、私の中の骨格がずいぶんきれいに立ちました。
サロンが終了し、ナカケンさんから新作ワラーチの制作状況の報告がありました。足の構造に即した履物になっていて完成が楽しみです。参加者の皆さまありがとうございました。
会場を出てからは、牧神の蹄を購入希望の参加者の方たちと治療院へ移動しました。お茶をしながら、腸活で盛り上がりました。機能的な体づくりサロンの後は、腸が整いやすい。ぜひ、腸活つづけてくださいね!
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