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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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痛みを取り除くこと、日常生活動作を高めること/骨盤おこし

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人は「骨盤」から健康になる(マキノ出版)を読まれて「骨盤おこし」の指導を希望される方があります。ほとんどが、健康雑誌『壮快』『安心』の読者で骨盤おこしの記事や、この本を読まれています。年齢層は高いので電話・ファックスや手紙などで連絡を頂きます。

治療経歴を確認すると最先端の手術治療から民間療法まで全国の名だたる先生方の治療を受けるために日本全国あちこちいかれている方が多いです。共通していることは、鎮痛・除痛のための治療を長年続けている、運動療法が不足している。ですから、ぎこちない動作・歩きを見ていると、付き添いのある方はいいのですが、高齢の一人歩きは道中が心配になります。

痛みがあるから動作がぎこちないのか、動作がぎこちないから痛みがあるのか。

これは、どちらのケースもあります。痛みや症状の原因が特定できていればわかりやすい。しかし、動作がぎこちないことで痛みや症状がおきていることはわかりにくいようです。患側と健側を比較してみると、健側の動きが患側と変わらないくらいに低下している。どうしても痛みなどの不快と感じる部分に意識が集中しがち。案外、気づかれていない方が多いです。動きのぎこちなさが、心身の大きなストレスになることは間違いありません。患側に限らず健側も含めて機能回復を進めていくことが大切です。

また、痛みを取り除くことは大切です。それと同様に痛覚以外の感覚器を評価し、日常生活動作の質をリハビリすることが重要です。慢性腰痛などの深部痛覚が過敏になっている状態では、他の感覚器が鈍くなっていることが多いです。これは、外部刺激を感知する感覚、ばかりでなく内部で生み出す刺激を感知する感覚が鈍っています。日常生活動作の質でいえば、質の高い動作ができない状態です。そして、ぎこちない動作はストレスを大きく膨らせてゆきます。受け身の治療の考え方から、攻めの治療の考え方を理解して痛みや症状を吹っ飛ばして欲しいと思います。

人は「骨盤」から健康になる(マキノ出版)を読まれて興味を持たれた方は、カルチャーセンターの講座がわかりやすいと思います。

MATAWARI JAPAN≫≫


人は「骨盤」から健康になる



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