7月の構造動作トレーニング・東京教室の一コマ目「Takahiroラボ」は、手の機能について見直してみた。
スマホの使い過ぎで、腱鞘炎や肩こりなどの手・肩が不調。手が冷えるばかりか、低体温で自分の免疫力に不安がある。ラケットやクラブのグリップ力がしっくりこない。腕の表現が指先に通らない。など、手の機能状態は様々な場面で影響が大きい。
ほとんどの人は、手の意識が薄い。腱鞘炎になると、痛みを抑えることが優先、自分の手の機能状態を見直すことは皆無に等しい。手腕の表現やグリップ力にしても、方法論ばかりに偏る傾向がある。手の機能状態は個人差が大きいので、関節可動域、筋の作用など、細かに状態を把握し、改善する必要がある。
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Takahiroラボの内容は、講師の今の関心ごとや、参加者の質問を素材に、トレーニングを提案する。今回の講師の関心ごとは、「指先に気を集中すること」、参加者の質問は「肩の不調について」だったので、手の機能回復トレーニングになった。
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手の機能低下で改善すべきポイントは、骨間筋や虫様筋などの手内筋の作用を円滑にすること。
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パートナーがいる場合は、手指のサポートを加えて、おこなうとよい。
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1時間半ほど、みっちり、手の機能回復トレーニングをおこなってみて、手足の循環が活性化した人がほとんどだった。なかには、全身疲弊したという人があったが、それほどに、手の意識が薄い、ということ。手の機能状態の影響が、何かしら思い当れば、見直してみるとよい。
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