毎年、6月になると蝉が鳴きはじめるのだが、今年は7月に入ってようやく蝉が鳴きはじめた。室内は湿度が高いが、山の麓の川沿いは、風が涼しく、あまり蒸し暑さを感じない。
川沿いを吹き抜ける風に背中を押されて軽快に足が運ばれていく。この時期は、昆虫の活動が活発なので虫の観察にはうってつけだ、ついつい虫に誘われ道草してしまう。
名前がわからない虫たちの様々なフォルムが、不思議で見入ってしまう。
ヤゴから羽化したばかりなのか、薄く、軽く、ヒラヒラと舞い降りるヤンマに目がとまる。飛ぶ姿は、カゲロウのようで透明の羽が綺麗だ。
川沿いは、ヤンマの種類が多い。
クローバーの隙間から、白い花。
よつばのクローバー。
