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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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不定愁訴、脊柱から自律神経を整える

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私は身体を冷やさないように冷房を極力控えている。さすがに猛暑がつづくと、冷房をかけることもあるが、発汗で体温調節をすることは大切だ。夏は冷房で、体調を崩しやすいので注意したい。

不定愁訴(ふていしゅうそ)は、臨床用語で、患者からの「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、「なんとなく体調が悪い」という強く主観的な多岐にわたる自覚症状の訴えがあるものの、検査をしても客観的所見に乏しく、原因となる病気が見つからない状態を指す。 症状が安定しないため治療も難しく、周囲の理解も得られにくい。

引用ウイッキィペディア

不定愁訴を訴える場合、状況を把握するために徒手検査をおこなうと、脊柱起立筋群に左右差を確認できることが多い。また、背部における左右差は、スポーツの競技性によって、極端な非対称を確認することがある。一般には、背骨の歪み、ズレなどと、表現されるが、 脊柱の左右差は椎間関節の可動を制限したり、四肢と体幹の連動性を妨げる要因になることも考えられるので、注意深く状況を把握したい。
 
どの神経が身体の皮膚のどの領域の感覚を支配するか ?どの神経が身体のどの領域の運動を支配するか?
 
腕や脚の使い方は、ほとんどの人に左右差がある。その左右差に無理がある場合は、腕や脚ばかりでなく背中の関節や筋肉にも影響があらわれる。椎間関節の動きが制限されたり、四肢と体幹の連動が妨げられると、身体が思うようにならない。そうすると、身体のすべての器官に何かしらの害があったとしても不思議ではない。徒手検査で得られた情報を基に、適切な処置を施すことによって、身体が思うようになる状況を維持したい。
 
▲基礎・臨床解剖学 翻訳早川敏之
 
何かしら身体に不調があって施術をした場合や、健康維持や身体の管理のために身体を調整するための施術をした場合は、身体が楽になったり、身体が軽く感じられるが、身体が思うようになる状況を維持するのに、身体の中に芯を入れるような目的で、姿勢を再確認する。
 
 
猫背、いかり肩、巻肩などの姿勢は、胸椎の椎間関節の可動が悪く、腕と体幹の連動を妨げる。背筋を伸ばしたり、正したりしなくても、頸椎と腰椎に無理なく、背中が入るような、胸椎がおさまる状況を維持したい。
 
 
立位では、脚のアライメントが正しく配列されて、下肢骨に軸が通っているような状況を維持し、体幹の重みを重く感じることなく、頭をバランスよく維持したい。
 
 
足に不安定感や力みを感じる場合は、確実に身体を維持できるだけの状態にしておきたい。
 
 
 

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