夏の朝の虫たち
昨夜は暗がりで目の前に虫の羽音が停まっている。どうも、この虫は私に止ろうとしている、手でキャッチするとなんと、クワガタムシだった。同じ道を歩いていても、夜の虫たちと朝の虫たちの顔ぶれが違う。...
View Article股関節をコントロールできている人と股関節がやわらかく見える人
7月の構造動作トレーニング・東京教室「 “超”スムーズな動きを作る 〜 股割り入門教室 」は、股関節の屈曲運動を実習した。脚を高く上げる、脚を大きく広げる、など股関節の運動がやわらかく見える人は多いが、実際に股関節をコントロールできている人との違いが難しいようだ。股関節をコントロールできているかを検査するのには、股関節の屈曲運動をしてみる。...
View Article実践的な股関節運動を身に付けるための股割り
7月20日は、平成8年から施工された海の日のイメージがある。子供が小さい頃は毎年海に行っていたが、いつからか7月の第3月曜日になり、今年はオリンピックの特別措置で7月22日なのだということを最近知った。予報通り、午後からは猛暑になった。 さて、猛暑でも股割りチャレンジャーには、関係ないようだ。昨年、ロールオーバーを達成した数学博士の彼が、更なる股割りの精度を高めるため来院した。...
View Articleミヤマクワガタ
まだ、今年の夏の暑さに慣れないのか、それとも、久しぶりに山の奥へ分け入っているからなのか、身体が火照って鈍い感じがする。山の中は吹き抜ける風が爽やかで涼しいのだが、クワガタを観察するため、山道を外れてキツイ傾斜を登るのが応えるのか・・・ ミヤマクワガタは、つがい4組+雄2匹。コクワガタは、雄2匹。...
View Article快適動作のための骨盤おこし
7月の構造動作トレーニング・東京教室 「『骨盤おこしトレーニング』── 快適動作のための股関節回転講座」は、骨盤をおこすために必要な骨指標の確認、上肢の運動方向、全身のまとまりについて実習した。...
View Article二周年♪えにし治療院
2年前の7月、三重県桑名保健所に施術所の開設届を提出した。あれから、あっという間の2年。当時は、世の中がコロナウイルスで大変な状況になるとは想像もしなかった。そのような状況でも、私が身体と治療の研究に没頭できているのは、伊勢湾、濃尾平野、鈴鹿山脈を臨む、緑に囲まれた静かな治療院の環境と、ご縁をいただいた皆さまのおかげ。今後もますます精進して、一人でも皆さまのお役に立ちたいと思います。...
View Article夏の多度大社
先日、夜の散歩で多度大社に立ち寄ったところ、たくさんの獣の鳴き声がする。なんと、境内を猿の群れが占拠していた。日を改めて訪れると、夜の境内は灯篭に明かりがともり、山の涼しげな空気に包まれ清らかな気持ちになった。また、日中山歩きの帰りに多度大社へ立ち寄る。ミストに風鈴が設置され、夏の暑さをやわらげてくれた。山の麓は、街に比べ2度ほど気温が低いらしい。参拝は、日中よりも朝晩をおすすめします。 白馬。...
View Article歩行時の衝撃をやわらげる
歩行時痛がある場合、衝撃をやわらげることを一番に考えることが大切だ。ウォーキング術の講座や患者さんたちにも、歩行時の衝撃をダメージとして身体に蓄積しないための足作りと歩行動作のポイントを伝えている。私自身も山歩きがダメージにならないよう、良質な運動を心がけている。...
View Article山の楽しみ
今年の山は、涼しいのか、それとも8月に入ると猛暑になるのか、いずれにせよ、今のところ歩きやすいし、楽しみも多い。楽しみの一つは、自分の歩行動作を観ることだ。このところ接地感覚に変化があり、接地と脚の軌道の変化により、股関節の可動域が増した。おそらく、第3者がみても、わからないレベルの変化だが、細やかな感覚の喜びに足がどんどん進むのだ。...
View Article僧帽筋と広背筋を作用させ実践的な股関節の可動域アップ
背筋の第一層は、僧帽筋と広背筋からなる。この2つの筋は、脊柱からそれぞれ、肩甲骨と鎖骨、上腕骨へ走る。 股関節を正しく使える状態にするためには、下肢のアライメントを正しく配列した状態で、下肢と脊柱をつなぐ腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)が力を発揮できる状態を維持する 。このときに、頭の位置、腕の使い方が、腸腰筋が力を発揮できる状態の体幹を維持するのに重要になる。...
View Article腕の振りを円滑にする大菱形筋、小菱形筋、肩甲挙筋
背筋の第二層には、大菱形筋、小菱形筋、肩甲挙筋の3つの筋がある。3つとも第一層の僧帽筋の深部にあり、僧帽筋とともに上肢を脊柱に結び付け、肩甲骨の内側縁に付着する。 大菱形筋は、T2~T5の棘突起に付着する。小菱形筋は、大菱形筋のすぐ上方に位置し、項靭帯、C7~~T1の棘突起に付着する。どちらの筋も上肢の運動に作用し、肩甲骨の位置と動きの安定化を助ける。...
View Article後鋸筋と板状筋、頭部にブレがなく股関節をコントロールする
背筋の第三層は上後鋸筋と下後鋸筋とからなる。これらの筋は、背筋の中間層と呼ばれ、第一層と第二層の表層筋、第四層から第六層の深層筋との間にある。この層は、ほぼ四角形をなす薄い筋で、上後鋸筋は、C7~T3の棘突起、第二~第五肋骨後部に付着する、下後鋸筋は、T11~L2の棘突起、下位4本の肋骨後部に付着する。これらの筋の作用は、呼吸を助けることが考えられる。...
View Article大腰筋と胸最長筋の腰部を直立に保つ作用
背筋の最大が第五層である。この層は脊柱起立筋群からなり、一括して仙棘筋ともよばれる。脊柱起立筋群は、脊柱にそって縦に走る一連の筋で、棘突起の外側を満たしている。胸部と腰部では後方を胸腰筋膜に覆われる。脊柱起立筋群は3つの筋群に分けられる。棘突起から外側へ、棘筋、最長筋、腸肋筋の3つである。...
View Articleミヤマクワガタの産卵
山では早くも秋の気配をみせている。ヒグラシの他に、名前は分からないが、秋の虫たちが鳴いている。火照る身体に汗がしたたるも、涼しい風で冷やされる。動きを止めると、汗でぬれたシャツで身体が冷えるので、歩みを止めない。何匹か、ミヤマクワガタのつがいを確認する。その中で、他と違う行動をとるミヤマクワガタの雄に目が留まる。 樹液を飲んでいる様子でもない。少し、木屑が散っている。何をしてる?...
View Article体幹の回転力を安定させる多裂筋
背筋の第六層は、半棘筋、多裂筋、回旋筋からなる。これらの筋、とくに短い筋の作用は、おもに主動作筋としてよりは安定化筋として体幹の維持の役割がある。...
View Article環軸関節での頭部の回旋を円滑にし体幹の回転力アップ
脊柱と直接の関係を持つ筋で後頭下筋がある。後頭下筋群は、大後頭直筋、小後頭直筋、下頭斜筋、上頭斜筋の4つの小さな筋からなり、後頭骨の下方、後頸部の最も上部に位置する。この領域では、最深部の筋で、僧帽筋、頭板状筋、頚半棘筋の深層になる。これらの筋は、環椎後頭関節での頭部の伸展と、環軸関節での頭部の回旋に作用する。 ▲基礎・臨床解剖学 翻訳早川敏之...
View Article腕の解剖学と使い方
上肢骨は、胸郭と連結する上肢帯(鎖骨と肩甲骨からなる)と、その末端につづく自由上肢骨(上腕骨と尺骨、橈骨と手の骨からなる)とにわけられる。左右の上肢帯は、それぞれ後ろの広い部分(肩甲骨)と、前の弓状の部分(鎖骨)とからでき、胸郭の上方全周を囲むように位置している。...
View Articleネズミと黒蛇、多度のちょうちん祭りは中止
昨年に引き続き夏祭りは、今年も中止。多度大社の夏祭りは、境内に数千灯のちょうちんが一斉にともり、幻想的だ。とても残念・・・。 昨夜から気圧の変化が著しく、室内は90パーセントの湿度で不快指数がマックス。久しぶりに雨が降って、朝の散歩は中止し、多度大社の参拝へ。山の上空を、時折、雨雲が通過し、強い振り。雨宿りをする参拝客の姿がみられた。...
View Article脊柱に間接的な影響を及ぼす呼吸に関わる筋
呼吸に関わる筋は、すべて肋骨に付着部をもつ。呼吸を助けることに加え、これらの筋は、すべて体幹運動時の胸郭の安定化に関与している。呼吸に関わる筋には、肋間筋、肋下筋、腹横筋、肋骨挙筋、上後鋸筋、下後鋸筋、横隔膜がある。 ▲基礎・臨床解剖学 翻訳早川敏之...
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