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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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パワースタンスを身に付けるための感覚の順応と深部感覚

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1月の構造動作トレーニング・東京教室の骨盤おこし講座は、快適な動作をおこなうための骨盤ポジションのセッティングを中心に、股関節の動き、足の動き、骨格ポジションをセッティングする実習をした。
 
 
動作をおこなう際は、接地衝撃を緩和することが重要だ。牧神の蹄(足感覚トレーニングブロック)を4個使って繊細な接地感覚を養い、接地衝撃を緩和できる足にする。 そして、地面反力を受け取れる状態に下肢骨をセッティングする。
 
 
各関節は、趾節間関節、リスフラン関節、ショパール関節、距腿関節などの運動方向を整える。関節の運動に筋肉が作用する状態にする。足底筋群、長母趾屈筋、長趾屈筋、後脛骨筋、長短腓骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋、前脛骨筋などの収縮率を高め関節の可動域を確保する。足のむくみが強く、関節が思うように可動しない場合は、一本一本の足の指を丁寧に可動させる。
 
 
各骨がもっとも強度を発揮するポジションを入力し、パワースタンスを身に付けるための深部感覚のペアワークをおこなう。
 
 
深部感覚のペアワークをおこなう際は、感覚の順応について理解しておきたい。持続的な刺激は、しだいに弱く感じるようになる。これを感覚の順応という。順応の程度は、感覚器の種類によって異なる。たとえば、触覚や嗅覚などは順応が速く、痛覚は順応が起こりにくい。
 
 
ペアワークの互いの関係性は、感覚を拾う側とサポートする側。重さを借りる側と重さを貸す側。ペアワークは互いの関係性を明確におこなうことが大切だ。
 
 
深部感覚は、意識に上がらない体の中の感覚の流れ。その骨格ポジションによる骨の強度、安定感などから深部感覚を味わってみよう。
 
 
 

 

 

 
 

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