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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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股関節を外旋するために必要な体幹と足のkeep力

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2023年最初の構造動作トレーニング・東京教室は、継続参加の皆さんの進歩がみられた2日間でした。特に、世話役をしてくださっている、動作術の中島先生は、体幹と足のkeep力が備わった股割りからのロールオーバーを披露し、とても68歳と思えぬ、若々しい動作でした。動作に必要な体幹と足のkeep力はトレーニングを積み重ねることでしか身に付きません。11月の参加者から近況報告をいただきましたが、まさしく継続力こそが自分を変える力。近道はないとあらためて思う2日間でした。

 

 

東京教室は中島章夫先生が2日間で4講座を企画してくださっています。

 

【技アリ企画】構造動作トレーニング1「Takahiro ラボ」

 

【技アリ企画】構造動作トレーニング2「指先から身体を整える ── 機能回復のための所有感覚メソッド 」

 

 【技アリ企画】構造動作トレーニング3「“超”スムーズな動きを作る 〜 股割りチャレンジ教室」

 

【技アリ企画】構造動作トレーニング4「足指先から頭まで ── 快適動作のための構造動作トレーニング入門」

 

構造動作トレーニングは常にアップデートしていますし、内容が濃く範囲が広いです。ですので4講座にまとめることも難しいのですが、できるだけ参加者にあわせて展開しています。

 

継続参加者のほとんどは、足指トレーニングを日ごろからおこなっています。足は身体の土台になりますので、構造動作トレーニングを発展させていくには接地力の質の向上が欠かせません。今回、所有感覚メソッドの時間に牧神の蹄を使った股関節の外旋トレーニングをおこないました。

 

1.足指の握り込み

2.足指の握り込み+足関節の底背屈

3.牧神の蹄4個足の感覚トレーニング

4.牧神の蹄積み・降ろし

5.牧神の蹄で歩く

 

1~5までが身に付いてきたら、足から股関節までをつなげて、股関節の外旋にチャレンジしてみてください。

 

 

股関節の外旋は大腿骨を外に回旋する、いたってシンプルな動きなのですが、実際に動作に生かせる股関節の外旋を身に付けるのは容易ではありません。この股関節の外旋を身に付けるには、体幹と足のkeep力が必要です。股関節に作用する筋肉は腰仙神経叢の神経支配です。要は、この神経系統が良好に促通するための体幹と足のkeep力です。骨格の配列、関節の運動方向、筋肉の作用、深部感覚を正しく理解する必要があります。

 

 

体というのは、日々の生活の中で、偏り、捻じれ、歪みをつくるものです。これが進行すれば、運動軸をもずらしてしまいます。普段、私は色々な方のパーソナルトレーニングで体を観ています。トレーニングは、体の偏り、捻じれ、歪みがない状態でおこなうのが、もっとも効果的です。しかし、ほとんどの方がそうではありません。体の調整をし、体に偏り、捻じれ、歪みがない状態にしてから、パーソナルトレーニングをおこないます。体を、偏り、捻じれ、歪ませる原因は、深部感覚が薄いことです。深部感覚には位置覚、運動覚、重量覚などがあります。例えば、骨格の位置覚が正常に稼働していれば、骨格の配列が崩れることはありません。深部感覚のペアワークをおこなうと骨格を感じ心地よい感覚を得ますが、一時的な心地よさに留まらず、体の配列をしっかり記憶させてください。

 

 

私の姿勢は、毎日変化しています。そして、昨年の一年間でも大きく変化しました。体の中のことなので、人に話してもわからないと思いますが、飛躍的に進歩しているのです。その先が、楽しみで構造動作トレーニングに励み、実践研究している、今日この頃です。参加者の皆さま、本年も、お互い、励みましょう

 

 

長座の鼠径部つまり膝裏の硬さ

 

 

 

2/18-19 構造動作トレーニング・東京教室 

 

2/11 構造動作トレーニング・大阪教室

 

えにし治療院


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