五月の構造動作トレーニング・東京教室「TAKAHIROラボ」は、前回に続きスクワット動作のポジションと重心移動の軌道をトレーニングしました。構造動作トレーニングのスクワット動作は、真下にしゃがみます。真下にしゃがむ、というのは、当たり前のことのように思いますが、実際は後ろに引く軌道でしゃがむ癖の人が多くいます。スクワットとあわせて、肩関節の外旋運動をおこないましたが、この運動も肩関節を外旋しているつもりで、肘から下の回外運動にとどまっている参加者が多くいました。肩関節の外旋は、棘下筋、小円筋が作用しなければなりません。できているつもりでも、できていないことが、多いので基本運動を見直すことが大切です。
スクワット動作で、真下にしゃがむためには、足関節、膝関節、股関節が、ジャッキのように均等に屈曲しなければなりません。股関節や足関節の可動域が狭い状態では、屈曲角度が足りず軌道がずれ、真下にしゃがむことができません。スクワットは、世界で最も運動効果の高いトレーニングとして認知されています、普通に真下へしゃがめるようにしたいものです。