治療院には、ギックリ腰や慢性腰痛、肩関節痛、膝痛、股関節、腸脛靭帯炎、足底筋膜炎、外反母趾、など体の故障から不定愁訴まで、実に様々な症状を訴えて治療に来院されます。そして、「体のあちこちが痛く、不定愁訴もある」というように、複数箇所の不調を訴えることは少なくありません。これら、複数箇所の訴えを個別に診てもその原因に辿りつくことは難しいです。私はその人の体全体の流れを診ます。徒手検査で原因を把握し、施術で体の流れを良好な状態にします。施術は、徒手療法で体の運動軸をそろえ内臓を収めます。内臓はお腹の中にあるはずのものですが、骨盤から溢れはみ出ています。この状態は脱腸やヘルニアの原因になりますが、股関節や腰椎椎間関節、膝関節などの各関節へも影響を及ぼすと考えられます。このような内臓の状態は、食べ過ぎや便秘、宿便などの注意が必要です。また、骨格の軸がそろっていないと内臓の収まりが悪くなります。このように、複数箇所の症状のベースには、骨格と内臓の関係性があるのです。
さて、午前は来院された方たちと、牧神の蹄に乗って足指の感覚をトレーニングしました。定期的に予防で来院されている方たちは、軸の崩れが少なく、内臓の収まりがよくなってきました。施術調整と牧神の蹄は相性が良いと思いますので、自宅でも足指は継続してください。ご縁のある皆様には、さらに健康でいてほしいです。
体が硬い最大の原因