Quantcast
Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1811

カラダをやわらかく滑らかに動かしたい

$
0
0

同じ動作を皆がいっせいに行う。
動作の形を合わせて同じようにみえたとしても、
内部の運動感覚には大きなばらつきがある。
完全な同一動作になることはまずない。

自分と他人を比較する。
自分と世界を比較する。
比較対象が大きくなればなるほど
運動感覚の差に気づく。

何も気にせず
比較対象の小さな世界にいれば
運動感覚の差に気づくこともない。

しかし、運動感覚というのは
使われなければどんどん薄くなる。
すると、なぜか「不安」がつのり出す。
それは、動作がぎこちないことや、
そのせいで「不調」にみまわれるから。

運動感覚とは、なにも抜群に動けることの感覚ではなく
日常生活動作をおこなうのに大切な感覚。
それが、動作のぎこちなさ、不安、不調を感じて
はじめて運動感覚が薄れていることに気づく。

前者の運動感覚の差に気づく人は、
感覚の差を埋めるためのチャレンジをしている。
後者の「不調」を感じている人は、
運動感覚が鈍るのを年齢のせいだと信じて
生涯チャレンジに至らないかもしれない。
感覚というのは、大きな個人差があるということ。

ただ、もしカラダをやわらかく滑らかに動かしたいのであれば
運動感覚を目覚めさせるための努力が必要。

これは、
自分の気力を充実させること、
自分の表現力を高めること、
自分の存在感覚を濃くすること、
自分に問いかける努力。

世界に問いつづけること、自分の内部に問いつづけこと、
これらは同じことのように思える。


股割り

MATAWARI JAPAN



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1811

Trending Articles