先日、あいにくの天気だったが、雨が上がっている間に山道を歩いてみた。晴れた日にしか山道を歩いたことがないので、濡れた山道ははじめて。滑らないように気を付けることによって、よい接地の調整ができたのだった。
山頂は、雲に覆われ真っ白な景色。雲の中ははじめての経験。雲の小さな白い粒(小麦粉のような感じ)が風に流され、真っ白な景色が薄れていく。すると下界の景気が薄らと見え隠れする。山の中は、薄い霧がかかったよう。そして、いつもはヒノキの香りがするのだが、雲のにおいが漂う。経験してみてはじめてわかることがある。経験しないとわからないことがある。これまでは、あいにくの天気だと思っていたが、これはこれで楽しい。