昨日はシニアの方達と山歩きをした。シニアの方達の話題といえば、「あの人、どうした?」。長年、山歩きをしていると顔見知りが増える。ある時から、ぱったりと見かけなくなる人がいると、皆が気になり、「あの人、どうした?最近見かけんなぁ・・・」。
すると、私と並んで歩いていた80歳の男性が、「あの人は、病院を退院してから、大事にしすぎたわな。」「わしは、手術をして1週間後には山におったでな、歩けば何とかなる。」彼は、経験的に長期の安静が身体を弱らせてしまうのだという認識がある。だから、「歩けば何とかなる」というのが彼の口癖。
しかし、「歩けば何とかなる」というのは、歩ける人だからいえることなのだと思う。私も、最近は少し歩けるようになった実感があるので、「歩けば何とかなる」と思えるが、歩けなかったころには、とてもそうは思えなかっただろう。歩けない人にとっては、歩くことが疲労になるから、歩くことが快適になるように歩けるようにすることが大切だと思う。
さて、今日の午前中は、足指トレーニング会。そして、その足でウォーキングにでかけた。
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