またわり練習会のこと。
2010年に「またわり」のテレビの取材があった。当時、年長さんだった子がいまや立派な娘さんになっている。お父さんは股割りの常連。これを始める前は、腰痛が酷く、2時間も歩けなかったそうだが、今は問題なく仕事も趣味の武術も出来ているという。
股割りは、取り組み始めるとレベルに応じた段階がある。私も10年前はロールオーバーができるようになって、股割りができるようになったと思っていた。しかし、股関節の動きや股割り動作のポジションの精度を求めはじめてからというもの、股割りができるようになるということが、もっと先にあることがわかってきた。
今回は足のつながりが不十分であることを実感した。開脚前屈である程度の可動域まで行くと体幹が保てていない。自分ではわからないが皆にサポートしてもらうとわかるのだ。自主トレばかりでなく、合同トレーニングは大事にしたい。
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