久しぶりに沢歩きをした。夏に沢歩きをしたときは、植物が生い茂り、足元がわかりにくく大苦戦、おまけに毛虫か何かに刺されて腕が爛れて散々だった。ということで、沢歩きは冬まで待つことに決めていたのだ。
最近は、山道ばかりだったので、手足を使いながら歩くのは新鮮だった。倒木をくぐる、岩から岩へ飛び移る、大岩を越えていく、など、しばらく来ない間に忘れかけていた動作もあった。平地ばかりでも衰える、山道ばかりでも衰える、使わない動きは衰える。

沢沿いには、鹿や猪など多数の獣の足跡がみられる。また、多くの野鳥がさえずり賑やかだ。山の頂上に近づくにつれ、エネルギッシュな水音は、静かな始まりの水音に変わる。

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