歩くときは、膝や腰に負担をかけないで、きれいな姿勢で歩きたい。すこし長く歩くと、ふくらはぎや太ももがパンパン、筋肉がカチカチになる。膝や腰が痛くて、歩けない。歩いているときの、猫背姿勢が気になるが、治せない。
歩くといっても、ひとそれぞれ気になることがちがう。それは、身体の機能状態や歩行動作の質が異なるから。また、きれいな姿勢で歩くといっても、モデルウォーキングであったり、野生動物のようなナチュラルウォーキングであったりと、イメージも異なる。
私のきれいな姿勢で歩くイメージは、長距離を歩いても、快適にスッとした姿勢で歩くイメージだ。最近は、イメージが実感になりつつあるのか、足が長くなったような実感があり、足の運びも快調だ。
歩行動作は、四肢を体幹から動かすことで快適に歩くことができる。つまり、四肢が体幹から動く姿勢がきれいな姿勢だと考えている。このきれいな姿勢で歩くことができれば、身体に負担なく、膝や腰を痛めることはない。

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