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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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コロナショックが終息し軽快な一歩を踏み出すために

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コロナショックの影響で、密閉、密集、密接を避け、不要不急の外出を控えるようになり、運動不足になっている人が多い。運動不足を解消するのには、ウォーキングが良い。私の治療院は、養老山地のふもとなので、自然の景色、美味しい空気を胸いっぱいにウォーキングを楽しむことができるが、町に住む人たちはそうもいかないようだ。外出自粛で自宅にいる場合は、足指トレーニングで運動不足を解消するとともに体調を整えるとよい。
 

 
1.足の感覚を目覚めさせる
 
運動不足になると足の感覚が低下する。「牧神の蹄」を足元に4つ並べて、ブロックの形に足の指をフィットさせて、足指の触圧覚を目覚めさせる。
 
 
足指はMP関節から動かすことができるのだが、MP関節の感覚は鈍くなりがちだ。特に、足の小指と薬指のMP関節をマックスまで屈曲してブロックの縁に足指をフィットするように心がける。MP関節をマックスまで屈曲できるようになったら、足指の先で縁を触れるようにする。
 
 
2.足指の運動に作用する筋を目覚めさせる
 
足指の感覚を目覚めさせたら、次は、足の関節と筋肉の運動を活性化する。足の関節運動の方向は、解剖学と運動学を照らし合わせ、構造動作トレーニングに基ずく。足関節の背屈をキープし、足指の屈曲と伸展をテンポよく行う。
 
 
足の筋肉は、足内筋、下腿・大腿に付着する筋の流れを足の運動を通して実感する。個人差は大きい、動いていない筋、動かせない筋が多数存在するので、自覚できるとよい。
 
 
3.足指関節から股関節の流れを感覚として実感する
 
股関節の骨指標は大腿骨大転子の後面。大転子を丁寧に触察して、足の各関節の動きを実感する。
 
 
足の各関節の動きを実感したら、「脚」の筋肉の流れを感覚として実感する。
 
 
「脚」のつけ根は、股関節。股関節は可動性の高い関節なので、脚を大きく動かすことができる。脚を大きく動かせない人は、接地、体幹、頭が正しい位置をキープできているか、確認が必要。
 
 
4.効率の良いウォーキング方法で40㎞を疲労なく歩く
 
ウォーキング方法は、股関節の切り返しを滑らかにおこなえるようにし、自重をエネルギーにし歩く。股関節の切り返しは、よくわからない感覚だと思う。そのヒントとしては、1~3を身体で理解すること。まずは、身体の真下に踏んで、歩くことからはじめてみる。コロナショックが終息するまでの間は、自分と向き合い、感覚と運動を磨く。世界が晴れたとき、軽快な一歩を踏み出すために。
 
 

4月の東京講座は、4/18-4/19です。

 
 
 
 
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