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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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筋膜(ファシィア fascia)の治療と予防

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新型コロナウイルスの急速な蔓延と感染者増大を受けて、7都道府県を対象に非常事態宣言が発令された。期間は本日から5月6日までの約1か月。構造動作トレーニング・東京教室、大阪教室におきましても、事態が落ち着くまで中止にさせていただきます。

 

新型コロナウイルスで亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げます。また、困難な状況にあるすべてのみなさまの早期回復を、心よりお祈り申し上げます。 

 

さて、当院は、すべて予約で来院していただき、他の予約の方と重ならないようにしている。来院される方たちとマスク越しに接することが日常になった。これまでに経験したことのない事態で、私自身が神経質気味、運動不足気味。しかし、困難な状況だからこそ、自分自身を高めるチャンスでもある、徒手療法の研究とトレーニング、これまで以上に没頭してみようと思う。

 

不要不急の外出の自粛が一か月以上つづくと、心身の動きが停滞しやすい。心身の動きが停滞すると、心身の不調につながることが考えられる。できる限り、毎日の運動を欠かさないことが大切だ。身体の動きが停滞すると、ファシィアが癒着し、筋肉の滑走性が失われる。ファシィア(fascia)は筋膜と訳されるが、 筋肉と内臓を分離または接合させる繊維状の結合組織の意味。身体の各部に痛みや症状が出現する場合や、身体が硬いと自覚(関節の可動域が制限されている状態)がある場合などは、ファシィアが癒着していることが多い。

 

ファシィアのアプローチには、鍼と手指を使ってきたが、私の場合は、手指を駆使した方が成績よいことがわかり、最近は、もっぱら手で探るようになった。失われた筋肉の滑走性が戻ると、関節の可動域が広がる。日ごろから適度な運動を心がけ、心身の健康を保つことが大切だ。

 

えにし治療院

 
 
 
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