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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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トレーニングで身体を変えていく方法

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この3年くらいは、施術と運動療法の関係について知りたいことがあり、その関係について観察してきた。治療のための施術と運動療法と全身調整のための施術と運動療法がある。治療は腰痛などの身体の痛みを改善する目的でおこなう。全身調整は健康維持促進・パフォーマンスアップ・コンディションを整える目的でおこなう。

 

全身調整で来院されている方は、トレーニングで身体を変えていくことが習慣になっているので、施術と運動療法の効果と日頃のトレーニングの変化が目覚ましい。

 

トレーニングで身体を変えていくことが習慣になっている人は「動作」というものの理解が進んでいる。そこには、何かをするために、それをより速く、より強く、より効率的に身体を動かすという目的がある。「動作」の元にある重心が移動するという人の運動に対して実感があるのだ。「動作」というものの理解をするためには、このシンプルな人の運動を実感することが欠かせない。

 

人の運動と感覚が循環する。この循環をベースに身体を構成する各組織が細分化され、円滑な重心移動が可能になる。そして、シンプルな人の運動を実感することができる。

 

「動作」というももの理解ができていない段階ではトレーニングで身体を変えていくことができず、いつまでも末端の感覚が鈍いままだ。末端が抜けていては身体を構築することができない。身体に捻じれをつくり動作を歪ませたり、雑な動作をして身体を壊す場合は「動作」というものの理解ができていない証拠。まずはスタートラインに立つためにも身体を構築することが必要だ。

 

トレーニングで身体を変えていくことが習慣になっている人は、さらに「動作」というものの理解を深めてほしい。特に人に指導する立場ならば、指導方法よりも「動作」というものの理解を優先してほしいところだ。

 

 


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