10月の構造動作トレーニング・東京教室のtakahiroラボは、横隔膜と大腰筋を正しく作用させるための骨格アプローチの方法を検討し実習した。横隔膜や大腰筋を直接アプローチする方法は、方法が難しいために後重心を身に付いてしまいやすいとの意見が多かった。また、筋肉の起始停止部の配列が崩れている状態に対しては効果が期待できない。骨格アプローチは、筋肉の起始停部の配列を整え、横隔膜や大腰筋の収縮率を高める。
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深部感覚講座は、身体が体幹、四肢、指先まで運動と感覚が良好に循環し、重心移動を円滑におこなうために必要な身体を構築を構築する末端トレーニングを実習した。
また割りチャレンジ教室は、また割り動作の四肢の使い方を実習した。
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継続的に参加されてい方たちの変化を観察していると、深部感覚の理解が芽生えると、身体の中の細かな気づきがでてくるようだ。深部感覚は、身体の地図を見ることができる能力ようなもの。それを得るためには、良質の感覚を積み重ねなければならない。圧倒的な良質の感覚の積み重ねは、名称でしかなかった股関節を実態にする。
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牧神の蹄を日課にしている参加者たちは、足の指が長く、シャープに変化している。足の指の感覚が敏感になると、自分の重心位置を把握することができるようになる。
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綺麗な足が精度の高い足。足のトレーニングの変化は、足の機能を良好にし、皮膚のキメを細かくする。
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皮膚が摩擦により硬くタコになった状態も綺麗になれば正しくトレーニングができている目安になる。足の甲のタコが3ヶ月前よりも薄くなっていた。
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牧神の蹄は、まずブロックの形に足を合わせることができるようにする。物に足を合わせる感覚の必要性は、接地の際に衝撃を緩和できるように足を地面に接触したい。感覚の鈍い足は、衝撃を緩和する接地感覚が薄いため、ダメージを蓄積して故障の原因になる。
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股関節は、大腿骨の大転子指標にする。
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スクワットをできるようにする。
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足首を使えるようにする。
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スクワットやまた割りなどの、基本動作は股関節の状態を知る指標になる。良質な感覚を積み重ねるのに優れたトレーニングだ。身体の地図を開眼し、身体に秘められたお宝を発掘したい。
東京世話役、動作術、中島章夫です。