体のどの箇所が痛くても気持ちがさえない。動作をする度に痛むのなら動く気力を失う。動けないくらいの痛みなら身動きが取れない。自分の体の状態にあう治療ができたのなら、それは何事もなく過ぎていくが、自分の体の状態にあう治療ができないままなら、不治の病になる。あう、あわない、というのは、人によっては奇跡的なことなのかもしれない。
自分が調子が悪くても、家族のことばかりで、自分のことは後回し。何年もだましだまし頑張り続けて、身動きが取れなくなる。はじめから自分に向き合うことがよいのか、身動きが取れなくなってから、じっくり自分と向き合うのがよいのか、答えはない。どちらにせよ、自分に投資できるなら、自分の体の状態にあう治療がしたい。
とりあえず試合に出場できる体の状態にする。これは治療における、だましだましということだが、スポーツで生計を立てている人にとって、今が大事と考える。また、仕事が重労働だから、体に負担がかかるのはあたりまえ、休んでいたら生活ができないから、とりあえず痛みさえ和らげればよいという考え。人には、様々な事情、考え方がある。

治療院に訪れる人たちは、すでに複数の医療機関を受診してみえるので、症状は時間が経過し、慢性化した難治なものになっていることが多い。だから、仕事にやりがいがあり、人として鍛えられるのかもしれない。

方角の説明を聞いて、健康的なランチタイム。今後もよいご縁がありますように。