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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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ランニングの腕振り方法”親指のポジションで腕振りは変わる?”

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陸上競技長距離走の指導者fujitaさんが、自身の左脇の開きに気づきがあったようです。

 

世界最高記録保持者のキプチョゲ選手はじめ、ケニア人ランナーが走っているときの腕の動きは、親指が上にあり、脇が開かずに、しっかり後ろにも振れている印象です。これは前腕が回内と回外という動きをしますが、その中間位になります。前腕は尺骨と橈骨があり、上腕と関節をつくっています。いわゆる肘関節といいますが、尺骨と上腕骨(腕尺関節)、橈骨と上腕骨(腕橈関節)、橈骨と尺骨(橈尺関節)の関節があります。この腕の位置は、ランニング動作に限らず、どのような動作においても骨格構造の観点から、各関節を可動しやすく理に叶っていると考えられます。しかし、猫背で肩が巻いていたり、挙がっている姿勢では、この腕の位置にするのが難しいのです。

 

 
この腕の位置の特徴は、上腕骨と尺骨を土台に、腕橈関節から手をリラックスして使うことができます。
 
 
動作では四肢が連動しますので、ランニング時に脇が開いていると足に負担がかかることもあります。足を故障しやすい選手は、足ばかりでなく、腕、姿勢を見直してみてはいかがでしょうか。
 

 


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