先月のお昼ごろ次の予約まで時間があったので、外へ出ると多度駅前通りにお笑いタレントのヒロシさんが歩いていました。何の撮影かなと見ていると、ヒロシさんに声をかけられ少し多度の話をしました。BS朝日の迷宮グルメ異郷の駅前食堂の撮影なのですが、残念ながら多度駅前通りには食堂がありません。
6月16日に放映されました。「チャララララ~ 三重 旅する人ヒロシ それは遥か遠くの一人旅・・・日常生活からの逃避行 異世界への放浪の旅 ぶらりと降りた駅前の絶品グルメと人情を異郷で探すふれあいの旅」
「ヒロシの中野坂上事務所から旅すること遥か280㎞」「神体山として信仰されてきた多度山の麓 大正8年養老鉄道が開通し門前町として繁栄」「多度駅」下車、白馬伝説の始まりです。
多度です!ヒロシさんをお出迎え。
多度をリサーチ中のヒロシさん。
多度大社に行かれではどうですか?
多度の白馬伝説は幸運が訪れます!
参道ぞいには古い町並み、多度山をバックに鯉料理の大黒屋さんがあります。
私もずいぶん、鯉料理を食べてきたが、これほどに多彩な料理ができようとは思ってもいなかった。おそらく、この『大黒屋』にしてはじめて出来得る『芸』なのではあるまいか。こころみに、献立をしるしておこう。すべてが鯉料理である。まず、鯉の皮をそぎとり、はるさめと共に酢の物にした前菜が出た。鯉の皮が、これほど脂濃いものとは知らなかった。うまい。つぎに。アバラ肉をたたいて団子にし、これを揚げたものと、小さな魚田二片と、雄の鯉の肝の煮つけが出た。
— 池波正太郎『食卓の情景』新潮社、1980年
ヒロシさんも建物に興味があるといっていましたが、その歴史は古く、 享保年間(1710年~1736年)創業 なのだそうです。テレビドラマや映画のロケ地として有名です。
名物の多度豆(八壺豆)です。
八壺豆は、多度大社の参詣者のための土産菓子として江戸時代に考案された。現在も門前町の名物として親しまれている。八壺豆の名称は多度山の八壺渓谷に由来し、八壺渓谷にある、みそぎ滝のしぶきをかたどったものとされている。
パワースポットとしても有名な多度大社は、三重県桑名市にある伊勢国二の宮とされる古社です。「上げ馬神事」といい、人馬一体となって断崖を駆け上がる勇壮なお祭りで知られます。天照大神の皇子・天津彦根命を本宮に、その子の天目一箇命を別宮に祀り、伊勢神宮との両参りで栄えました。
神馬 錦山号(きんざんごう)がお出迎え。
江戸時代の中ごろに全国的に流行った縁起玩具「はじき猿」(県の伝統工芸品)といって厄をはじきサルそうです。
ニューライスショップ車久さんの多度名物「玄米揚げウマ餅」。
ここにもウマ。
迷宮グルメは だるまうなぎさんの「白まぶし」、ご馳走でした。
ヒロシさんは白馬伝説「多度」を旅して幸運が訪れました。 名古屋から車または電車で約40分。養老山地の南端に位置する多度山に抱かれ、自然と歴史に彩られたスポットが点在する三重県桑名市多度のまち。 是非、遊びに来てください!