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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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姿勢の緊張を解く「力の抜き方」機能的な動作を身に付ける

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構造動作トレーニング・東京教室は、この7月で15年目になりました。はじまりは2007年の7月に中央区で「骨盤おこし」セミナーを開催しました。世話役の動作術・中島章夫先生のおかげで、毎月上京し、参加者の皆さんに「構造動作トレーニング」をお伝えすることができます。今後ともよろしくお願いします!

 

 
7月の構造動作トレーニング・東京教室「Takahiroラボ」は、「力を抜く」ということを検証し、実習をしました。
 
 
ダンスジャルダン中井理惠先生から月刊ダンスビュウ8月号のコラム「中井理惠のアルーナス組のダンスを体現するために#25 力を抜くとは?(その2)」の解説をしてもらいました。
 
 
ワールドクラスの選手の動作は、しなやか、優雅、美しい、など様々な言葉で表現されます。トップコーチャーが、一般の選手の動作をみると、それに比べ余分な力が動作の妨げになっているようです。これは技術だけの問題ではないようです。ワールドクラスの選手はあきらかに立ち姿から美しい、要は動作を生み出す姿勢が一般の選手よりも機能的だということがいえます。
 
 
一般の選手は、力を抜くことで動作の改善を計ろうとしますが、それが上手く人もいれば、そうでない人もいます。そうでない人は、機能的な姿勢を見直す必要があります。
 
 
ワールドクラスの機能的な姿勢は、滑らかな動作を生み出します。それは感覚と運動の循環が良好な状態にあるからです。片や一般の選手の姿勢は感覚と運動の循環が良好な状態ではありません。その姿勢には、動かない筋肉や関節がたくさんあるのです。ですから余分な力を抜くために努力をしたとしても、動かない筋肉や関節の代償をして余分に力を入れているかもしれませんので、感覚と運動の循環が良好な状態になることはないのです。
 
 
機能的な姿勢をつくるためのトレーニングは、感覚と運動の循環が良好な状態になる骨格位置を求めます。
 
 
そして、各関節の運動方向を揃え、筋肉の収縮率を上げていきます。動かない筋肉や関節は、関節の運動方向を見失い、筋肉を収縮することができません。
 
 
体の骨格は深部感覚で保持することができます。姿勢が崩れやすい、姿勢が崩れている場合は深部感覚が低下しています。骨格の安定感を指標に深部感覚を高め、関節と筋肉にアプローチしやすい状態をつくることが大切です。
 
 
構造動作トレーニングでは、力を抜くための努力はしません。それよりも、動かない筋肉や関節を代償して余分な力が入らない機能的な姿勢をトレーニングします。
 
 
動かない筋肉や関節は、硬く感じられますので、マッサージをしてやわらかくすればよいと考えがちです。なぜ、それらの筋肉や関節が硬く感じられるのか。その原因にアプローチしなければ動かないものが動くようにはなりません。その原因にアプローチせずに、硬い部分をゆるめたり、ほぐしたりしていると、感覚と運動の悪循環を招きかねません。注意が必要です。
 
 
運動は重心が移動することです。骨格、関節、筋肉、それぞれの役割を明確にし、効率よくトレーニングに励んでください。
 
 
【東京教室】構造動作トレーニング「正しい動作を身に付ける」

 

 

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