構造動作トレーニングでは、股関節の運動に正しく筋肉が作用する縦開脚(スプリッツ)の身体操作を訓練します。ストレッチで筋肉を伸ばす方法が一般的ですが、誤って筋肉を伸ばし過ぎてしまうと、内転筋が使えなくなったり、股関節の外旋ができなくなる、などのトラブルに発展することがあります。それを回避するためにも、正しい身体操作をトレーニングします。
開脚ができないと、一般の方は、筋肉が固まっていることが原因で、開脚ができない、と考え、筋肉をストレッチする方が多いと思います。しかし、そのアプローチは正しいでしょうか?なぜ、筋肉が固まっているのか?その原因にたどり着くまで、動作を反復してみてはいかがでしょうか。筋肉は伸ばし過ぎてしまうと、収縮できなくなり、使えなくなります。また、筋肉の伸ばし過ぎは、骨格を崩します。正しい知識と実技をこころがけてください。
【バレエ股割り解説⑭SPRIT】