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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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二の腕振袖、下腹ぽっこり、内腿たるたる、腰痛、肩こり、牧神の蹄3日坊主

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来院されている方の希望で体のお稽古会をしています。施術で整えた体を健康的に増進・促進するためには、自己管理が必要です。
 
牧神の蹄をテレビの部屋の足元に置いて毎日やろうと思ったのだけれど、3日坊主でした・・・そのような声を聞きました。なかなか自分の体を自己管理するのは難しいですね。体を正しく使えるようにするためのお稽古日でもなければ、自分の体を自己管理できるようになるまでには難しいという方たちがいます。難しいという方たちの気になっていることの特徴があります。二の腕が振り袖状態で、下腹ぽっこり、太ももの内転筋がたるたるになっている、などです。これは、四肢と体幹がつながりのない状態で動いているために関節の運動に作用していない筋肉がたくさんある状態です。そのため、肩こり、首が回らない、五十肩、腰痛、股関節痛、坐骨神経痛、脛の痛み、冷えなど、様々な症状がでやすいのです。このような状態は、施術で症状を和らげるだけでなく、骨格の配列を正しく定めて、筋肉が関節運動に作用するようにして体を引き締めなければなりません。そして、立つ、座る、歩くなどの基本動作を正しくおこなえるようにして、基礎代謝を上げることが大切です。
 
 
 まずは、骨格の配列を正しく定めるのに足元の土台づくりをします。牧神の蹄は、足指の感覚と運動を必要とします。その結果、長母趾屈筋や長趾屈筋などのふくらはぎの深層筋を使うことになり、足の血液循環が活発になります。これを内転筋、お腹につなげていきます。さらに、腕、鎖骨、胸郭の配列を定め、胸郭と骨盤が正しく配列することで四肢と体幹につながりが生まれます。
 
▲日本人体解剖学 金子丑之助著
 
 お風呂上がりですか?四肢と体幹がつながることで血液循環が活発になります。冷え症?それは、本当に体質でしょうか?動くところが動き出せば、血液循環が活発になることもあります。3日坊主、卒業してくださいね。
 
 
内転筋と足の末端 

 

 

 
 

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