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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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投球動作の肩関節の外旋と内旋運動を見直し野球肩を改善する

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腕は、鎖骨と胸骨の胸鎖関節で動く仕組みになっています。胸鎖関節の運動が起こると、肩甲骨、肩甲上腕関節が可動します。このとき、肩関節(肩甲上腕関節)は、伸展、屈曲、外転、内転、外旋、内旋の運動を組み合わせ、動作をおこないます。体全体では、四肢と体幹が連動して動作をおこないますので、腕を動かす動作という動作は、実はとても複雑なことをしているのです。
 

▲解剖学アトラス 越智淳三=訳
 
投球動作が、自分の思い通りにならない場合や肩が痛いという場合、四肢と体幹の連動が上手くおこなわれていません。そのような場合は、肩関節の外旋と内旋、股関節の外旋と内旋、の運動が連動していないために、肩関節に負担がかかっていることが多いです。
 
 
外旋と内旋の運動は、上腕骨、大腿骨の軸を中心に回旋する運動です。しかし、肩関節の内外旋と股関節の内外旋を、肘から先の回外・回内、膝下の内外旋と勘違いしていることが多くあります。正しい外旋と内旋の関節の軌道を身に付けることが必要です。
 
 
肩が痛いといっても、野球肩、肩関節周囲炎、腱板損傷、石灰沈着、五十肩など、様々な状態があります。肩の治療をおこなっていても、経過が思わしくない場合は、四肢と体幹の連動が上手くいっていない原因を見つけだすことが肝要です。
 
 
快適な体の状態で、スポーツを楽しみたいものです!
 
 
【野球肩】投球動作の肩関節の外旋と内旋運動を見直す

 

 

 
 

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