足から股関節までの筋肉のつながりをいかにして作用させるのか?
個々の筋肉に関しては、起始部と停止部を整えて収縮率をあげればよい。足から股関節までの筋肉のつながりは3関節以上をまたぐ。個々の筋肉から、そのつながりを実感できれば、3関節以上でも収縮率をあげることは可能。
中殿筋は全体としては股関節の外転筋、後部線維は外旋筋として作用する。梨状筋は外旋筋として作用する。ともに停止部は大腿骨の大転子。
中殿筋と梨状筋は股関節を外旋する作用がから股割り動作をすれば、使えるようになると、考えがちだ。しかし、股割り動作をしていたとしても、必ずしもこれらの筋肉を作用させれるようになるとは限らない。
筋肉というのは、動作の中でつながりをもって作用する。筋肉を個々で作用させようとしても、その機能を十分に発揮することはできない。そのため、股関節から足までの筋肉のつながりを実感する必要がある。
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▲分冊解剖学アトラス 越智淳三=訳
筋肉のつながりを実感するためには、骨格位置がそれらの筋肉の機能を十分に発揮できる位置になければならない。そして、使えていない筋肉の存在を観察する。これは、使えない筋肉を使えるようになって明確になることだが、筋肉のつながりの全体像がある程度見えてくると、なんとなく、感覚的に、うすうす、その存在を理解することができる。
股割り動作にしても、続けることに意味はあると思うが、観察し、その仕組みを実感することは、もっと意味あることだと思う。
個々の筋肉に関しては、起始部と停止部を整えて収縮率をあげればよい。足から股関節までの筋肉のつながりは3関節以上をまたぐ。個々の筋肉から、そのつながりを実感できれば、3関節以上でも収縮率をあげることは可能。
中殿筋は全体としては股関節の外転筋、後部線維は外旋筋として作用する。梨状筋は外旋筋として作用する。ともに停止部は大腿骨の大転子。
中殿筋と梨状筋は股関節を外旋する作用がから股割り動作をすれば、使えるようになると、考えがちだ。しかし、股割り動作をしていたとしても、必ずしもこれらの筋肉を作用させれるようになるとは限らない。
筋肉というのは、動作の中でつながりをもって作用する。筋肉を個々で作用させようとしても、その機能を十分に発揮することはできない。そのため、股関節から足までの筋肉のつながりを実感する必要がある。

▲分冊解剖学アトラス 越智淳三=訳
筋肉のつながりを実感するためには、骨格位置がそれらの筋肉の機能を十分に発揮できる位置になければならない。そして、使えていない筋肉の存在を観察する。これは、使えない筋肉を使えるようになって明確になることだが、筋肉のつながりの全体像がある程度見えてくると、なんとなく、感覚的に、うすうす、その存在を理解することができる。
股割り動作にしても、続けることに意味はあると思うが、観察し、その仕組みを実感することは、もっと意味あることだと思う。