3月の足指トレーニング会は、ふくらはぎの筋ポンプ作用を活性化し、免疫力を高める目的で、足指からウォーキングのレッスンをおこなった。
Image may be NSFW.
Clik here to view.
ふくらはぎの筋ポンプ作用を活性化するためには、下腿三頭筋の起始停止部を正しい位置に整えなければならない。下腿三頭筋は踵骨~大腿骨に付着する。しかし、足首を偏った軌道で動かすことが身についていると、下腿三頭筋を整えることができない。まずは、足関節の底屈と背屈をおこなって、足首の運動方向を修正していく。
Clik here to view.

足関節の底屈と背屈は、足首をまねく運動。正確に足首を使うことは難しく、外反母趾や捻挫など故障をおこしやすい。
正確な踵骨と腓骨・脛骨の位置を身につけて、足首の運動方向を修正することが大切だ。
Clik here to view.

足関節の底屈と背屈の運動の際は、それに作用する筋の収縮率を高めることが大切だ。例えば、足指を握り込んだまま、足関節の底屈をすると、足の筋がつる。これは、運動に作用する筋が正確に収縮されていない。足の骨の位置と関節の運動方向、そして、筋の作用を理解して収縮率を高めたい。
Clik here to view.

脛骨と腓骨を立てて、下腿三頭筋の位置を整える。これは、足指を牧神の蹄にフィットさせておこなうとよい。足指を牧神の蹄にフィットさせることによって、長趾屈筋など、ふくらはぎの深層筋を活性化させることができる。
Clik here to view.

足指から下腿三頭筋を整えた後は、さらに、ウォーキングで筋ポンプ作用を活性化する。ウォーキングのポイントは、手足を使って歩くこと。その際に手足は重力に任せること。肩に力みがある人は、頭の位置を要チェック。頭の位置は、環椎と軸椎を垂直に立てて頭蓋骨を乗せる。
Clik here to view.

3月の東京講座は、3/14-3/15です。
絶賛発売中! 【新刊情報】中村考宏 著『指先から身体を整える: 機能回復のための所有感覚メソッド』筋力も体力も関係ない。「末端」の感覚を高めれば身体は甦る。身体各部の骨格ポジションを整え、全身がつながりを取り戻すことで回復力の高い身体を手に入れる方法。