構造動作トレーニングの股割りは大腰筋の作用で開脚前屈をおこなえるようにする。開脚前屈は股関節を屈曲する動作だ。股関節の動きは下肢の知覚と運動を循環させることにより円滑になる。まずは、骨盤のトライアングルベースを捉え腰仙神経叢の流れを確保することが重要だ。
▲解剖学アトラス 越智淳三=訳
腰仙神経叢の流れを確保し、脛骨神経の知覚と運動の循環を良好にする。
足指トレーニングは仙骨神経叢から坐骨神経、脛骨神経、腓骨神経の流れを確保し、知覚と運動の循環を良好にしていく。トレーニング効果が出せない場合は、腰仙骨神経叢の流れが確保されていないことが多い。