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Channel: 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座
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筋肉のズレと股関節運動に必要な筋肉

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股関節トレーニングは、股関節の動きを滑らかにする目的でおこなう。股関節が滑らかに動くというのは、股関節の運動に必要な筋が作用している状態。股割り動作を滑らかにおこなうことができない場合は、股関節の屈曲・外旋・外転に必要な筋が作用していない。股割り動作を滑らかにおこなうのには、その動作に必要な筋を作用させればよい。
 
しかし、構造動作トレーニングを初めたものの、股割り動作に必要な筋がわからないことが多い。これは、股関節の運動に関わる深部感覚が鈍いから。股割り動作に必要な筋がわかるきっかけは、これまで作用していなかった筋の一部が作用し始めたとき。股関節の動きを実感して、初めて股割り動作に必要な筋を知ることなる。
 
自分の筋がズレていることを実感している人がいる。私も筋がズレていたことを実感した一人だが。股割り動作で、これまで作用していなかった筋が作用して、初めて筋がズレていることに気づいたものだ。これは、下肢の筋肉が捻じれて停止している感じ。このズレた状態では筋を十分に作用させ、股関節をスムーズに動かすことは出来ない。筋のズレを修正するには、筋の起始停止を整え、そこから収縮率を上げていくのだ。筋の起始停止を整えるには、徒手療法で筋線維のもつれを解く。そこから収集率を上げるトレーニングを行う。
 

▲骨格筋の形と触察法(大峰閣) 著:河上敬介、磯貝薫
 
股関節の運動に必要な筋は、足の指先までの筋が必要だ。股関節トレーニングには足指が欠かせない。足指の深部感覚を高めることが大切だ。股割り動作をおこなうときには、足指の筋を作用させておこなうこと。
 
 

3月の東京講座は、3/14-3/15です。

 
 
 
 
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